登山で良く食べる昼食と言えば、カップラーメンです。山で食べるラーメンは何故あんなに美味しいのでしょうか。
ただ、ラーメンばかりだといずれ飽きてきます。そしてまた栄養価としても偏ってしまいます。野菜か何かをトッピングしたいのですが、アウトドアで生ものの食材は痛むし準備をする手間がかかってしまいます。
【フリーズドライのふりかけ感覚で使える乾燥野菜】
良い商品があります。株式会社さつま屋の「国産乾燥野菜シリーズ」。ボイル済みの野菜を乾燥させたもので、お湯を注ぐだけで野菜を摂る事ができます。干し野菜は軽くてお手軽なので、実際に山で使っている方も多いようです。
フリーズドライではなく「長時間低温乾燥」なので、戻る時間は多少遅いです。とはいえ3~5分程度で戻るのでカップ麺ならちょうど。また、フリーズドライよりもより野菜らしい歯ごたえになります。
【乾燥野菜のバリエーションが26種類と豊富】
販売元の株式会社さつま屋は昭和33年創業。国産品取扱比率95%という千葉県の老舗乾物問屋です。中国や海外の食品を避けている方も安心して購入できます。様々な乾物を取り扱っているのですが、この国産野菜シリーズは種類が何と26種もあります。
ねぎ、キャベツ、ほうれん草、にんじん、干し大根、白菜、たまねぎ、高菜、ごぼう、かぼちゃ、味噌汁の具ミックス、炊き込みご飯の具などなど。使いやすい野菜をちゃんと押さえています。高菜をカップラーメンに放り込むだけで「高菜ラーメン」になります。
気になる価格は、100gで696円(2015年9月現在)。長期保存ができ、山だけでなく自宅での料理にも使え、湯で戻すだけでゴミが出ない。野菜を切ると普通はヘタや芯・皮などのクズが出るものですが、切る手間も捨てる手間も省けるのは大きなメリットです。ご年配の方や生ゴミを極力出したくないビジネスマン層にも人気のようです。
国産乾燥野菜シリーズ 熊本県産100%乾燥白菜 100g
【さつま屋はamazonと楽天に出店しています】
株式会社さつま屋の商品はネット通販で買えます。webページはちゃんとお金をかけて作り込んでいて、amazonと楽天という2大webショップも押さえています。老舗の乾物屋といえば大抵がweb慣れしていない印象ですが、しっかりとIT化して世の流れに乗っています。
信頼性の高い国産のもので、保存が効く良品ばかり。そういったものをお探しの方はwebページをチェックしてみて下さい。個人的には「乾燥味噌汁の具」が使い勝手が良さそうだなと思いました。縦走時の野菜分補給としては最適な食料だと思います。
【amazon】株式会社さつま屋のページ