今年もタイミングが合えば兵庫県豊岡に雲海登山しに行こうと思っています。天空の城竹田城をまだ雲海の時期に撮りに行っていないので、10月下旬あたり考えています。
気象関係者に竹田城で雲海を見るための条件を教えて頂きました。せっかくなので情報をシェアしたいと思います。
【天空の城竹田城でベストコンディションな雲海を見るための気象条件】
1.時期は9月から11月、晩秋が発生しやすい2.時間は明け方から午前8時頃まで
3.夜と昼の寒暖差が10度以上
4.夜から朝までの予報が「晴れ」
5.風速が0~2m
6.前日の湿度が60%前後(雨が降るとNG)
7.但馬(たじま)南部に濃霧注意報が出ている
これがベストコンディションの状態だそうです。下記のお天気ページで条件が整えば奇跡の一枚・感動の映像が撮れると思います。
● 竹田城がある朝来市のピンポイント天気予報(YAHOO!天気)
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/28/6320/28225.html
【竹田城の撮影ポイント・立雲峡(りつうんきょう)への車でのアクセス】
引用:竹田城(wikipedia)
画像のような雲海に浮かぶ城を見るには、竹田城に直接行っても見れません。朝来山(標高756メートル)の中腹に位置する立雲峡がおすすめの撮影ポイントです。
https://goo.gl/maps/kEpHkc4pMFp
カーナビを設定するときは和田山医療センターの電話番号「079-674-2021」で入力すれば楽です。医療センターがある「竹田交差点」を山側へと進み、1kmほど走ると立雲峡への看板が出てきます。
平成27年(2015年)3月20日までは登山道が工事中で通行止めだったため下から徒歩登山しないといけませんでしたが、現在は復旧しており第三展望台近くまで車で行く事ができます。
駐車場料金は無料。(4月の桜祭りの時期は300円) 駐車場営業時間は無く、24時間開放されています。駐車場脇には簡易トイレと自動販売機もあります。
この駐車場から第一展望台まで歩けば撮影ポイントに到着します。第一展望台までの歩行時間は約50分です。
【雲海を見に行く時の服装・持ち物などの装備について】
小一時間登山をするので、ちょっとしんどいです。しかも晩秋の時期の山は寒いです。なめてかかると体調を崩す危険があります。防寒着などの装備を整えておかないとせっかくの「雲海見物デート」で険悪な雰囲気になるかもしれません。必要な装備は、懐中電灯、雨合羽、防寒具の3つです。
立雲峡には電灯がないため照明器具は必需品です。登山道を歩くので、両手が自由になる登山用のヘッドライトが理想です。「ライトを手に持つ」必要が無いので、転倒した時も怪我しにくいです。
MIZUNO(ミズノ) ベルグテックEXストームセイバーレインスーツ
雲海は水蒸気の固まりのため、雨が降っていなくても服がびしょびしょに濡れてしまいます。そしてそのまま冷え込めば風邪をひいてしまいます。小一時間とはいえ「登山」をするので、蒸れるビニールの雨カッパよりは通気性のある登山用レインウェアがはるかにおすすめです。駐車場で上下レインウェアに着替えておけば快適に雲海見物登山ができます。
防寒具はユニクロのウルトラライトダウンなどのコンパクトになる携帯性のあるものをリュックに入れて持っていきたい所です。他にも手袋・マフラーなどの冬用装備も欲しいところです。朝日が昇るのをじっと待っていれば、結構芯から冷えてきてしまいます。
【是非持って行ってほしい山コーヒーグッズ】
以前雲海を眺めて山コーヒーをした時に、登山用魔法瓶が大活躍しました。最強の保温力で熱湯を維持する「サーモス 山専ボトル
」、自宅で入れた熱湯が昼過ぎでもアツアツをキープする、エベレストの登山家も愛用する超高性能魔法瓶です。これのお蔭で凍えるような寒さの中でも、温かい(むしろ熱すぎる)飲み物で暖を取ることができました。
また「GROWER'S CUP(グロワーズカップ)
」という、お湯を注ぐだけで本格的なスペシャルティコーヒーが味わえるアウトドアコーヒーアイテムもおすすめです。非常に香り豊かで満足感の高いコーヒーブレイクが楽しめます。
特に山専ボトルは秋冬登山でも大活躍しますし、ドライブに持っていったりピクニックや花見に持っていったりと色んな場所で重宝します。また、夏場も最強の保冷力で熱中症を予防してくれます。若干値段高いですが、性能が感動的ですので買って損はないアイテムです。
【amazon】THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900
【amazon】GROWER'S CUP スペシャリティコーヒー 3袋セット
【雲海見物のお供に、山コーヒー】
雲海は天候との相性が全てです。休みの日と気象コンディションがばっちり合わなければ、絶景を見ることは難しいです。
ただ、ベストな雲海が見れなくても、美味しいコーヒーがあれば思い出深いコーヒーピクニックになると思います。ぜひ山コーヒーを雲海のお供にして、季節の風物詩をお楽しみ頂ければと思います。