1月7日は七草粥の日。春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を具材とした塩味のお粥を食べて、その一年の無病息災を願います。
また、お正月の暴飲暴食で弱った胃を休めるためとも言われています。
青山
ということは、胃腸薬で代用できるのでは…?
こちらは、奈良の大峰や洞川・吉野のあたりで売っている「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」。
山岳信仰・修験道の開祖「役行者(えんのぎょうじゃ)」がその製法を教え伝えた、1300年の歴史を持つ自然の生薬です。
【オウバクの画像】
主原料はオウバク(キハダの樹皮)。主成分のベルベリンに抗菌作用があり、古くから民間薬として風邪や赤痢などに用いられてきました。整腸・下痢止めだけでなく外用消炎薬として打撲傷や捻挫・肩こり、他にも口内炎、皮膚病、切り傷、目薬など、万能薬としても重宝されたそうです。
青山
ちなみに、なかなか苦いです。「良薬口に苦し」が体感できます。
なお、苦いのでサッと飲みたいのですが、大人1回あたり30粒(1袋)飲まないといけません。
青山
よし、気合入れてサッと飲み切るか。
青山
…ん?
青山
消費期限切れてるー!!
昨年秋の吉野山登山のときに買っておけばよかったです。青山家の常備薬として、amazonで注文しておこうと思います。
吉野勝造商店
大峰山 陀羅尼助丸 分包袋入り