レジ袋が有料になったのでアウトドアブランドのエコバッグを買うことにしました。いろいろ検討した結果、イギリスのアウトドアブランド・カリマーの2wayトートバッグを購入。買い物袋としてはもちろん、日常使い、マザーズバッグとしても使える便利なトートです。なかなかいい感じなのでご紹介したいと思います。
Karrimor(カリマー)
cotton tote
目次
アウトドアブランドのエコバッグを見送った理由
最初はトートバッグではなくエコバッグを買おうと思っていたんです。私が持っているエコバッグは、イベントかなにかの粗品でもらった安物のやつ。レジ袋有料化でエコバッグを使う機会が増えるので、かっこいいアウトドアブランドのエコバッグを買おうと思って調べてみました。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
フライウェイトトート
人気ブランド・ノースフェイスのエコバッグ。コンパクトにたためて、カラーもきれい。お値段はなんと税込み6050円。
たしかにデザインは100均ショップのエコバッグに比べてカッコいい。ジッパーで開閉できてキークリップ付きポケットなども備えていて機能性も十分。
ただ、1000円台くらいで売ってるかと思ったらまさかの6000円。まさに、ノースフェイスの社名の由来である「登山において最も征服が困難なルート"北壁(ザ・ノース・フェイス)"」にふさわしい、困難な価格設定です。庶民派ハイカーの私はそびえたつ壁を呆然と見上げることしかできませんでした。
なお、他のアウトドアブランドもおしゃれなやつはだいたい3000円くらい。シンプルな構造なのでもっと安くしてもらいたいのですが。
なで肩人間の救世主「斜めがけベルト」付きトートバッグ
ブランドエコバッグを見送ることにはしましたが、スーパーやコンビニなどのちょっとした買い物のときに大きめのトートバッグ的なものがあったいいなと前々から思っていました。
リュックだと小さい子供を連れて行ったときにおんぶが出来ないし、トートバッグのポイポイ放り込める便利さが楽だなと。
ただ、私はなで肩なのでトートバッグが肩から肘にずり下がりやすいんです。傘をさしていたり子供と手をつないでいる時に肩からずり下がるとイライラするので、独身時代に買ったトートバッグは全部リサイクルショップに売ってしまいました。
しかし、このカリマーのトートバッグにはたすき掛けができるベルトが付いているので肩からずり落ちる心配がありません。斜めがけベルトは長さの調整が可能。メンズ・レディース問わないので妻にも使ってもらえます。
また、シンプルな見た目のわりに機能性も十分なんです。順を追って紹介します。
カリマーの2wayトートは、A4サイズの書類も2LペットボトルもOK
このカリマーのトートバッグ、よく考えられて作られています。まずは収納力なんですが、A4サイズの登山誌・山と渓谷がらくらく入ります。
底部のマチ(幅)も広い。A4サイズの山と渓谷がそのまま底に置けます。幅広なのでコンビニ弁当を傾けずに持ち帰ることができます。
側面の片側は、スマホなどの小物を入るポケットが2つ。
側面の反対側には、A4サイズの本が入る大きなポケット。
そして、サイドポケットが2つ。ペットボトルや濡れた折り畳み傘などを入れることができます。このポケットは大きく、サーモスの山専用ボトル900ml(直径8cm)も余裕で入ります。
なお、サイドポケットに山専用ボトルを入れた状態でも、メイン荷室の底に2Lサイズのペットボトルを2本横並びで配置可能。なかなかの収納力です。買い物袋としては優秀な部類に入ると思います。
エコバッグ、普段使い、マザーズバッグにも使えます
収納力チェックをしていたら、妻から「それ、ママさんバッグに使っていい?」と聞かれました。子供2人分の水筒、おむつや着替え、おやつ、自分自身の荷物。中の荷物をサッと取り出せるスピーディーさ。2人の子供と手をつないでも肩からずり落ちない斜めがけベルト。このトートバッグはそのすべてを満たしています。アウトドアブランドのマザーズバッグを探している人にも適していると思います。
耐久性ですが、コットンキャンバス生地がけっこう頑丈で、2Lペットボトルを3本入れて担いでも破れそうにありません。
欠点としては、コンパクトに小さくならないのと、あと生地のニオイが気になりました。保管状態が良くなかったのか何か独特の臭いがします。風呂場で干して、ファブリーズでケアしたら臭いはやわらぎました。臭いに敏感な人は最初の臭い消しが面倒かもしれません。
カリマーのロゴデザインが良いアクセントになっていて、普段使いもOK。個人的には斜めがけで両手があくのが大きなメリットです。しばらくこのトートバッグをレジ袋代わりのエコバッグとして使っていこうと思います。
Karrimor(カリマー)
cotton tote
追記1:その後の使用感について
さっそく家族でお出かけしてきました。2wayトートバッグ、予想以上に使えます。
子供がだっこやおんぶをせがんできてもすぐに対応できるし、端のドリンクボトルポケットも便利ですぐに取り出せ、子供の羽織るものや除菌グッズもサッと取り出せます。この「即時対応力」は、背負うリュックにはできない魅力です。
収納力も余裕で、容量の半分も使いませんでした。欠点は、片方にずっとさげていると重心が偏って疲れたり、ショルダーベルトが薄いので荷物が重くなると肩に食い込みやすいのではと感じるくらいです。
今までトートバッグは肩からのずり下がりが嫌でリュックを愛用していましたが、2wayの斜めがけは場合によってはリュックよりも便利です。長時間歩くお出かけならリュック、短時間のお出かけならトートという使い分けになりそうです。
なお、臭いはまだ完全に取れていません。なかなかしつこいです。調べると、キャンバストートの臭い取りで困っている人は多いようです。ひとまず洗剤で押し洗いしてケアしてみたいと思います。
追記2:買い物バッグとして収納力ばっちりです
購入して数日がたちました。やっぱり便利です、これ。
食材を大量購入してエコバッグ1つにまとめにくいとき、大きな品(牛乳や豆乳・箱入りレトルトなど)をトートバッグに入れて分けて持ち帰っています。トートバッグは斜め掛けなので、左手にエコバッグ、右手は傘を差したり子供と手をつないだり、という風に余裕ができます。そして大容量なので大きい荷物でもざっくりと入れることが可能。キャンバスの生地感も普段着に合わせやすく、使いやすい。ニオイは薄くなってきました。
腰痛対策でリュック派でしたが、しばらくはトートバッグをメイン使用にしていこうと思います。