一般的なハンドドリップコーヒーの抽出方法を知り、自宅でのドリップを数多くこなし、登山をして山コーヒーを行うと、ある問題に突き当たると思います。
それは、デジタルスケール(はかり)無しの「目分量ドリップ」がけっこう難しい問題。
コーヒーは適正湯量からちょっとズレるだけ・粉がたった数g増減するだけで味が変化してしまうので、デジタルスケールの使用が推奨されています。
引用:【amazon】HARIO(ハリオ) V60ドリップスケール
例えばユーザーが多いハリオの定番ドリップスケールV60は、重さ265gでサイズが幅12cm×縦19cm×厚み3cm。
登山の荷物としてはそんなに重くないのでこれでも十分ですが、山に持っていくならできるだけ軽くてコンパクトなスケールを選びたいです。
このハリオのスケールよりも軽い、ポケットサイズのはかりをリストアップしてみました。
超軽量ポケットサイズのデジタルスケール(はかり)リスト
タニタ(Tanita)
ポケッタブルスケール KP-104
重さ:約100g+3g(CR2032×1)
最大計量:200g
サイズ:13.4cm×6cm×1.9cm
eashome
デジタルスケール 1kg対応モデル
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
重さ:約160g+22g(単4×2本)
最大計量:1000g
サイズ:9.5cm×9.5cm×1.8cm
Randretailing®
ポケットデジタル スケール
重さ:約90g+22g(単4×2本)
最大計量:500g
サイズ:12cm×6cm×2cm
SODIAL(R)
デジタルポケットスケール
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
重さ:約45g+22g(単4×2本)
最大計量:500g
サイズ:10.5cm×8.5cm×2.5 cm
山コーヒーを心で味わうならデジタルスケールは無くてもいい
いろいろと軽量デジタルスケールをご紹介させて頂きましたが、山コーヒーは「アバウトさ・不確実さ」を入れたほうが魅力的なのではという思いもあります。
「自宅コーヒーとアウトドアコーヒー、飲む場所の違いは味に影響があるのか?」などを検証するためなら、同じ味を再現するために計量は必要です。
ただ、いつも計量して淹れている自宅コーヒーとは違う、粉や湯量の多い少ないによる「その日その時」にしか出せないコーヒーの味というものは日々移り変わる自然環境ととても合っているように思います。
私のモットーは「街のコーヒーは舌で味わい、山のコーヒーは心で味わう」なので、一期一会のコーヒーもまた山コーヒーの魅力なのではないかと考えています。