コーヒー登山のときには練乳を持っていくようにしています。
練乳は牛乳に比べて常温保存が可能、高カロリーで遭難時の非常食としても優秀です。
森永乳業
加糖れん乳 森永ミルク チューブ
ただ、難点なのが開封後は賞味期限が短くなる点。未開封だと1年くらいもちますが、一度開封すると冷蔵保存で2週間程度。夏山でコーヒー用途に使ったら当日か翌日くらいには使い切りたいです。
個包装や小分けの練乳があれば便利なのですが。あるのかどうか、探してみました。
目次
森永のコンデンスミルクに小分けディスペンパックがあった
引用:森永乳業「森永ミルク ディスペンパック入り 発売のお知らせ」
2014年に森永乳業が 1回使いきりタイプの「森永ミルク ディスペンパック」を発売していました。
「買っても使い切れずに余らせてしまう」という意見を汲んで開発され、1袋の内容量は15g。
容器はコンビニのフランクフルトに添えられるケチャップマスタード入れのような「ディスペンパック」。
手が汚れていても使え、片手で絞りだせるのでアウトドア用途として間違いなく「使える」アイテムです。
しかし、残念ながら森永ミルクのディスペンパックは現在廃番となっており入手ができなくなっています。
メロディアンからポーションタイプが発売されています
コーヒーフレッシュで有名なメロディアンからも練乳仕立てのポーションが発売されていました。低糖・低カロリーの「いちごにかけましょ 練乳仕立て」です。
メロディアン
いちごにかけましょ 11g×5P×10袋
ベトナムのビナミルクのポーションタイプについて
ベトナムコーヒーの本場・ベトナムでは現地の大手乳製品メーカー・ビナミルクがポーションタイプを販売しています。
1個40gでまさにベトナムコーヒーに適したサイズ。日本では1個あたり75円ほどで輸入販売していた時期があったようですが、現在は入手困難となっています。amazonや楽天にもありません。
いちご狩り農家用の小分け練乳「日清煉乳 ここだけ練乳」
コロナ渦に「いちご農園向けの個包装練乳」が発売されていました。日清煉乳の「ここだけ練乳」です。
容量は1袋20g。袋から練乳を絞り出すと、「ここだけの話」が読める仕掛けになっています。
日清煉乳の公式ページからは買えず、amazonで購入できます。
ただ、問題なのが、個包装だけど購入は箱買い・ケース売りになるという点。
このダンボール1箱に6パック入っていて、1パックに50袋入っています。つまり300袋です。
練乳なので賞味期限は半年~1年くらいはありそうですが、300袋は個人が使うには厳しい。
ちなみに価格については、2024年1月現在のamazon価格が12900円で1袋当たり43円。
1箱ではなく1パック売りで通販してくれると有難いのですが。
この商品が爆発的にヒット売れて、amazonでのパック販売やスーパーなどで買えるようになることを願います。
日清煉乳
ここだけ練乳
【まとめ】しばらくは練乳チューブを使い続けます
森永乳業
加糖れん乳 森永ミルク チューブ
いろいろ探しましたが、現状では一般的な練乳チューブを使うのがコスト・手間的に楽だという結論となりました。
なお、開封後の賞味期限で「夏場は開けたその日に使い切りたい」と述べましたが冬登山などで気温が10度以下なら「冷蔵保存」になるので、その場合は下山した翌日以降も練乳が使えます。
10度以下での保存なら2週間くらい持つので、気温が低い時期なら残った練乳を無駄にせずに使い切ることができるかと思います。
以上、小分け練乳についての記事でした。ご参考にして頂ければ幸いです。
KALDI(カルディ)
ベトナム式コーヒードリッパー 1カップ用
RUNG NGUYEN(チュングエン)
SANG TAO1 ベトナムコーヒー粉 340g