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秋の行楽シーズンに起こった、御嶽山の噴火事故。悲痛なニュースが連日報道されています。被災して亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
まさか御嶽山が噴火するなんて。「噴火の恐れがある山かどうかを調べてから登山に行く」なんて、思いもしませんでした。
数百年・数千年に一度のめったに起こらない自然災害とはいえ、今回のように大規模な事故が起こったのなら、地震や津波と同じように対策や心づもりは必要です。今後の登山ではその点も軽視してはならないと思います。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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【噴火の可能性がある山のリスト・47の活火山】

 




出典:http://thepage.jp/detail/20140929-00000020-wordleaf
噴火の心配がある山は、東北・甲信越・九州に集中しています。
このうち、近年噴火活動を繰り返しているやや危険度の高い注意すべき火山は23あります。
雌阿寒岳、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ヶ岳、秋田焼山、秋田駒ヶ岳、吾妻山、那須岳、草津白根山、浅間山、新潟焼山、焼岳、御嶽山、伊豆大島、三宅島、硫黄島、阿蘇山、霧島山、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島
リストアップされている山に登る時は、登山届はしっかり提出して、もしもの時の心づもりはしておきたいものです。
今回の御嶽の噴火はマグマ性ではない「水蒸気噴火」。事前予知・予測が難しい噴火だったのですが、噴火の約2週間前に地震活動が活発化したり、春ごろに「硫黄の臭いがした」という情報もあったようです。そのようなツイートや記事を見掛けたら噴火の予兆かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

【噴火しないであろう山、火山活動が起こっていない山は?】

 



今回のような事故があると、山に詳しくない方から「登山なんてするな」「君が登る山、噴火したりしない?」と言われると思います。
噴火の確率が高い活火山は47個。
それらの活火山以外、ほとんどの山は大丈夫です。特に大陸プレートの衝突で隆起してできた山は火山ではないので噴火しません。
また、近畿・中国・四国に活火山は1つもないので、登山にお勧めの噴火しない山ばかりといえます。六甲山や伊吹山は、火山活動で出来た山ではないので噴火の心配はありません。鳥取県の伯耆大山や四国の石鎚山・剣山は噴火で出来た山ですが、休火山・死火山です。変な兆候が見られない限りは安心していいと思います。
立山連峰は活火山です。室堂バスターミナル北の地獄谷あたりを「立山火山」「弥陀ケ原火山」と呼んでいます。ただ47の監視リストの対象外で噴火の危険性は極めて低く、主峰の雄山や大汝山・富士ノ折立の立山三山は火山ではありません。目立った兆候が出るまでは大丈夫なのではと思います。
山登りをする時は、家族や周りの人たちに心配をかけないようにしたいものです。上記の47の活火山のうち、23の山に登る際は十分に注意して頂ければと思います。

 

 

 

 

 

青山
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