下肢の帯状疱疹に悩まされている妻にシームレスパンツをプレゼントしたら、下着の刺激が減少して痛みがマシになりました。
下着がこすれて痛みで夜眠れないという人には、パンツのシームレス化対策をおすすめします。
目次
刺すような痛みがきつい「帯状疱疹」は早めの受診が重要
帯状疱疹とは、潜伏していた水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)がストレスや過労などによる免疫力低下で再活動して、赤い斑点が帯状にあらわれる病気。
早めに皮膚科を受診して抗ヘルペスウイルス薬を投与しないといけないのですが、「刺すような痛みを腰痛と勘違いしていた」「湿疹が最初は目立たなかった」という理由などで発見が遅れ、下半身に大きく広がってしまいました。
皮膚にピリピリ感などの神経痛が発生して、その数日後に帯状の赤い斑点が出たらすぐに皮膚科に行くのを推奨します。

下着の締め付け・擦れによる痛みを軽減するシームレスパンツ
下肢・股のあたりに広範囲に帯状疱疹が発生した妻。水ぶくれに薬を塗りこみ、ガーゼを当てて包帯を巻いて保護し、その上にパンツを履きます。
ですが、普通のショーツだと内側の縫い目やクロッチ・生地の端部分が疱疹部分を刺激してしまうんです。
刺激があるたびに痛みが発生し、夜寝るときには患部が圧迫されてしまうからか痛みが激しくなり、深夜にたびたび起きて睡眠不足になっていました。
回復への近道は「できるだけ安静にして十分な睡眠をとる」こと。睡眠が取れないと回復が遅れ、悪循環になります。
急いでインターネットで帯状疱疹対策になるパンツを買い求め、いくつか失敗して、最終的にこの縫い目の無いシームレスのショーツにたどり着きました。
Smoon(スムーン)
3分丈レディースシームレスショーツ
3分丈のスパッツ・レギンスタイプの下着。
妻に履いてもらったところ、鼠径部やお尻にある疱疹の刺激をかなり抑えることができました。

パンツの端部分は切れっぱなしのようになっていて締め付け感を減少。
洗濯表示タグはついておらず、生地に直接プリントされているのでタグの刺激もありません。
日本製で、生地はナイロン75%・ポリウレタン25%。肌になめらかな質感です。
このシームレスパンツの注意点について
このシームレスパンツは「シームレス(縫い目が無い)」という名前ですが、腰の左右の部分と内股部分につなぎ目の段差があります。
糸で縫っていないので普通のパンツに比べて摩擦は弱いのですが、それでもこの部分の刺激には多少の痛みを感じるそうです。
ただ、特に湿疹の多いお尻まわりの痛みを減らすことができたので許容範囲内でした。
また、このパンツはクロッチ(当て布)がないので「ショーツの上からの着用」を推奨しています。
妻はショーツを履くと生地端や縫い目が当たって痛みが出るのでそのまま直で履いています。
クロッチ部分が汚れやすくなる可能性があるので、カラーはブラックがおすすめです。
帯状疱疹の痛みで悩んでいる人は3分丈シームレスをお試しください
いくつか下着を買って試したり、私の男性用トランクスを試したり、ふんどしのような下着を自作したりしましたが、このシームレスパンツが一番肌に優しく快適な下着でした。
痛みの度合いや湿疹の場所によっては合わないかもしれませんが、妻のケース(お尻、内ふとももまわり、鼠径部)には効果が高く「買ってよかった」アイテムです。

同じ悩みを抱えて辛い思いをしている人は、ご参考にして頂ければと思います。
Smoon(スムーン)
3分丈レディースシームレスショーツ
Smoon(スムーン)
メンズショーツ シームレスボクサー BX-1