楽天市場の「FRESH ROASTER珈琲問屋」で生豆を買いました。ガテマラのSHB、1キロパックで1326円です。
【自分で焙煎すれば安いお金で新鮮なコーヒー豆が楽しめます】
送料が324円だったので、100gあたり165円。お店でコーヒー豆を買う3分の1くらいの価格です。毎日のようにコーヒーを飲む人間としてはものすごく助かります。
焙煎という手間はかかりますが、好きな時に好きな量を焙煎できるので「買ってから1週間くらいで飲み切らないと味が劣化してしまう」などの追い込まれる感覚がありません。また、値段が安いロースト済みのコーヒー豆は鮮度がもの足りないけど、自家焙煎店のコーヒーは普段使いのコーヒーにしては高過ぎるという人にも自宅焙煎はおすすめだと思います。
【簡単に自分でコーヒー焙煎が出来る「煎り上手」はおすすめの道具です】
こちらが焙煎後の画像。私が手に持っているのが発明工房の「煎り上手」。煎り網に比べて高価ですが、なかなかの優れもので煎りムラが出にくいんです。
焙煎については私は素人同然ですが、これだけ焼きムラを少なく仕上げる事ができました。ぎんなんを煎るような手網やフライパンだと黒焦げに炭化したり生焼けになったりと不均一になりやすいのですが、煎り上手を使えば初めての人でもそこそこ「らしい焙煎」が出来ます。
欠点やマイナス点としては、「一度に焙煎できる目安が60g前後」「IHでは使えない」「焙煎中にチャフ(シルバースキン/皮)が飛び散るのでガスコンロ周りの掃除が面倒」「焙煎後のチャフ吹き飛ばしも面倒」など。ただ、個人的にはこれらの面倒さを上回るくらいものすごくコストパフォーマンスが良いのが生豆焙煎の魅力です。
お客様にお出しする時などは、プロのロースターが焙煎した高品質なコーヒーを。自分や家族で消費する分には安価な自宅焙煎を、という使い分けも良いと思います。(個人的には自分自身で焙煎したものをお出しするのも素敵な「おもてなし」かなと思います) また、自分で焙煎度合いを調整すれば、同じ種類のコーヒー豆で味の違いを楽しむ事が出来るのも魅力です。
【コーヒーの次の波、フォースウェーブコーヒーは「自宅焙煎」と予想】
コーヒーのファーストウェーブ(最初の流行の波)は、真空パックの技術などによる大量生産・大量流通。セカンドウェーブ(第2の流行)はシアトル系のカフェ・スターバックスなどのエスプレッソやラテの流行、そしてサードウェーブ(第3の波)では産地・農園の特徴を生かしたスペシャルティコーヒーを焙煎・抽出にこだわりながら楽しむのが流行となっています。
コーヒーを通じた地域との交流・街づくりや、コーヒー豆の栽培から行う事をフォースウェーブ(第4の波)とする動きがありますが、私は自宅焙煎が流行になるのではないかと予想しています。コーヒー好きの方は是非自宅焙煎を楽しんでみて下さい。とりあえず私が使っている「煎り上手」は、買って失敗しない良く出来たコーヒーアイテムです。