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2019.06.03 Monday

山コーヒーアドバイザーが選ぶおすすめのコーヒー登山道具



(記事作成日:2014年1月22日)
(最終更新日:2019年5月30日 第20稿)

 

 

 

 

こんにちは、山コーヒーアドバイザーの青山孝平です。ブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

 

このページでは私がコーヒー登山動画「山と珈琲」で実際に使っているアイテムを所感をまじえてご紹介しています。UCC認定コーヒープロフェッショナルとしての知識をもとに、「買って良かった!」と思ったアイテムを厳選しています。なお、良い点の感想はもちろん、デメリット(悪い点)も正直に掲載して評価しています。

 

 

 

改稿を繰り返すうちに全体の文章がかなり長くなってしまったので、コーヒーでも飲みながらお読み頂ければと思います。

 

 

 

【目次】

 

山コーヒー用の軽量アウトドアコーヒードリッパー

 

山コーヒー向けの軽量コーヒーケトル(やかん)

 

挽きたての香りを楽しむための山コーヒー向け軽量コーヒーミル

 

屋外でお湯を沸かすための登山用ガスストーブ(バーナー)

 

山コーヒー向けのコーヒーカップ・マグカップ

 

青山イチオシの山コーヒーグッズ「ESPROコーヒープレス」

 

西部開拓時代に思いを馳せる「パーコレーター」

 

イタリアの家庭の味「マキネッタ」(直火式エスプレッソメーカー/モカポット)

 

即席でお手軽な山コーヒーグッズ「コーヒーブリューワー」

 

屋外でエスプレッソが味わえる「携帯エスプレッソメーカー」

 

熱湯を長時間キープする「登山用保温ボトル(魔法瓶)」

 

イタリアの歴史情緒を感じる「ナポリ式コーヒーメーカー」

 

生豆から焙煎するための「携帯コーヒー豆焙煎器」

 

 

 

※この記事は随時更新します

 

 

 


 

 【山コーヒー用の軽量アウトドアコーヒードリッパー】

 

使用動画:【山と珈琲】京都一周トレイルで山コーヒー#10「嵐山〜上桂」 

 

 

MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01S

 

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名刺サイズの大きさの3枚のステンレス板をパズルのように組み合わせる軽量ドリッパー。携帯性に優れ、質感と見た目が良く、金属製で土台が安定しているのでドリップしやすいです。普通のコーヒードリッパーより抽出スピードが速いので味がスッキリとなりやすい特徴があります。ボディ感が欲しい場合はコーヒー粉の挽き目をやや細かくして下さい。ペーパーフィルターはよく見掛ける台形型ではなく円錐型(ハリオのV60・1~2杯用など)が適合しています。底面が広いので一般的な大きさのシェラカップにも乗せられるのが便利です。

 

 

【悪い点・不満点】

値段がamazonで3000円前後、見た目以上に高価格です。プラスチック製の1000円台のミュニークもあり、汚れや指紋はプラスチック製の方が目立ちません。円錐型のペーパーフィルタ―はスーパーや百均ショップなどではあまり売っていないので調達がちょっと面倒です。ステンレス製でも突風が吹けば倒れるので、風除けの風防などがあると安心です。重さはステンレス製が25gでプラスチックは12gです。

 

 

 

 

 

使用動画:【山と珈琲】上高地・涸沢カールで焙煎コーヒー 

 

モンベル登山コーヒードリッパー
モンベル O.D.コンパクトドリッパー2 イエロー

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たたむと木の葉のようになり、重さはたったの4gという超軽量なコーヒードリッパー。木の枝を差して土台にする所がアウトドアならではの楽しみ。何度でも洗って使えて経済的、ゴシゴシ洗っても意外と破けません。本体がメッシュ生地のためペーパーフィルター無しでもドリップ可能。その場合はコーヒーオイル成分も抽出できるので濃厚な味わいになります。ただ、ペーパーフィルターを使ったほうが抽出後のコーヒーかすの掃除・処分がカンタンです。ちなみに私はよくペーパーフィルターを忘れるので、ペーパーなしで使えるのは大きなメリットとなっています。

 

 

【悪い点・不満点】
ものすごく軽いのでお湯を注ぐ前の状態だと突風で吹っ飛びます。土台の枝(箸)を準備するのが面倒で、黒色の収納袋も無くしやすく、ドリッパー自体に骨組みが無いので2杯分入れると形が崩れてきます。また、コーヒー汚れが付きすぎると黄色のメッシュが濁ってきます。見た目の女性受けはテトラドリップの方が上でした。

 

 

 

 

 

使用動画:【山と珈琲】関八州見晴台で山コーヒー【ヤマノススメ聖地巡礼】 

 


ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネット

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針金で出来たコーヒードリッパー。シンプルな見た目が人気です。「cute」「グランデ」「シェラ」の3種類あり、それぞれ底部の大きさが違い、コーヒーを受ける容器(マグカップやシェラカップなど)で使い分けます。登山漫画・ヤマノススメでもコーヒーバネットcuteが登場し、山コーヒー界でのシェアとしてはこの形状のドリッパーが一番普及しているのではないかと思われます。

 

 

【悪い点・不満点】

ミュニークのテトラドリップと同様、円錐状のペーパーフィルターの入手がちょっと面倒。モンベルのドリッパーより60gほど重く、安定感はテトラドリップの方が上です。

 

 

 

 

 


 

 【山コーヒー向けの軽量コーヒーケトル(やかん)】

 

使用動画:【山と珈琲】関八州見晴台で山コーヒー【ヤマノススメ聖地巡礼】 

 

 


GSI エクストリーム ティーケトル

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ドリップコーヒーの際には「お湯を注ぎやすいケトル」があるとお湯がしたたりにくくて便利です。GSIのケトルは注ぎ口の形状がそこそこ切り立っているので湯切れがまあまあ良いです。他社ケトルとの注ぎやすさにあまり差はありませんが、このGSIは取っ手のオレンジのアクセントが効いているので気に入っています。ケトル内には中型のガスカートリッジは入りませんが、ミニサイズのガスカートリッジ&コンパクトバーナーは入ります。

 

 

【悪い点・不満点】

傾けすぎると蓋が外れやすいのが困りもの。注ぎ切る時は蓋のつまみを持ちながら傾けて注いでいます。あと、GSIはちょっと値段が高いです。お手頃価格のコールマンのケトルでも注ぎやすさにそんなに差はありません。

 

 

 

 

 

 


【注ぎ口に差し込むだけ】急須スキッター 2個組【送料無料メール便】

 

 

登山向けのケトルの口に装着すれば、点滴のような細い注湯ができるようになる名品です。そのままの形では注ぎ口に付かないので、金属をうまくひん曲げて引っ掛けて下さい。

 

 

 

 

 


 

 【挽きたての香りを楽しむための山コーヒー向け軽量コーヒーミル】

 

使用動画:【山と珈琲】 修験の山・山上ヶ岳で山コーヒー【大峯山】

 


ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

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コーヒー豆は挽いた時に香りの60%から70%を放出します。挽いた時の香りから楽しむことで、山コーヒーの満足感が更に高まります。このポーレックスのミルは日本製で超軽量、エスプレッソ用の極細挽きも可能です。セラミックの臼刃の精度がそこそこ高いので、中国製の安価なコピー商品のミルより粒度が安定しています。以前は挽いている最中にハンドル部分がすっぽ抜けやすかったんですが、新型になってハンドルが抜けにくくなりました。ノーマル(30g挽き)とミニ(20g挽き)の2種類がありますが、ミニにはゴム製のハンドルホルダーが最初から付いています。

 

 

【悪い点・不満点】
下の粉受けの中が見えないので、挽きながらコーヒー粉の粒の大きさが確認できません。日常使いで毎日使うと中のセラミック刃がへたってきます。中の刃や臼の交換方法ですが、ジャパンポーレックスのwebサイトから問い合わせれば500円〜1000円程度でパーツを販売・郵送してもらえます。

 

 

 

 

 

使用動画:【山と珈琲】 桜の吉野山・奥千本で山コーヒー

 


HARIO (ハリオ) コーヒーミル・スマートG

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2018年に満を持して登場したコーヒー業界大手・ハリオの携帯ミル。2018年までは最軽量のハンディコーヒーミルはポーレックスの233gでしたが、このスマートGが230gで3g更新。最軽量の王座を手にしました。透明なプラスチックで出来ているので中身が見え、挽いた時の粉の粒度が目視可能。また、見た目がオシャレで写真映えもします。価格もポーレックスより安く、水洗いもOKでメンテナンスが簡単です。

 

 

【悪い点・不満点】

ポーレックスに比べてハンドルがカーブしておらずストレートなので若干挽きにくいです。上部の蓋がめっちゃ外れやすいです。透明なので無くしやすい恐れも。本体がプラスチック製なので落下・踏んだ時に破損する不安があるので、アウトドア用途でガシガシ使うならポーレックス、オシャレさ重視ならスマートGという印象です。

 

 

 

 

 


 

 【屋外でお湯を沸かすための登山用ガスストーブ(バーナー)】

 

使用動画:【山と珈琲】珍スポットで珍コーヒー【ゲスト:金原みわ】 

 


PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

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コーヒーを作るときのお湯の適温は92度から96度(UCC式)。適温にするためにはバーナーなどでお湯を沸かす必要があります。登山用の携帯バーナーは軽量でコンパクトなのに高い火力があるので簡単にお湯を沸かせられます。登山用ガスストーブは各社が様々な製品を販売していますが、その中でもこのプリムスP153は質実剛健な有名モデル。私は2008年頃に買ったのですが、あまりメンテしてないのにいまだ故障知らずです。バーナーがあれば山の食事も一気にレベルアップするので、こういったものは1つは欲しいです。燃料となるガスカートリッジは登山専門店やネットで購入できます。

 

 

【悪い点・不満点】

さすがプリムスを代表するバーナー、不満点は今のところありません。あえて言えば他のバーナーよりちょっと値段が高く、みんなが使っているので自分らしさが出せないくらいです。このP153を避けるならSOTO(ソト)のウインドマスターあたりが比較的新しく、デザインもオシャレ。価格が高くて厳しいという方はSOTO(ソト)のAMICUS(アミカス)あたりがお手頃です。もっと節約したい人は市販のカセットガスが使えるイワタニのジュニアコンパクトバーナー CB-JCBがおすすめです。なお、amazonでは海外製ガスストーブが激安価格で出回っていますが、安全性がちょっと心配なのでまだ様子を見た方が良いと思います。

 

 

 

※ なお、標高が高くなると沸点が下がります。富士山頂3776m地点では沸点が89度でした。

 

 

 


 

 【山コーヒー向けのコーヒーカップ・マグカップ】

 

使用動画:【山と珈琲】関西百名山で山コーヒー #52 横尾山(須磨アルプス)

 


snow peak(スノーピーク)ステンレス真空マグ 300 MG-213

 

ステンレス製で頑丈なのにチタン並みに軽量なコップ。真空二層構造なので保温・保冷能力があります。火気厳禁の山では再加熱が出来ないので二重構造のマグなら美味しい温度をある程度キープできます。これ系のマグは他社も販売していて値段もいろいろありますが、スノーピークは他社より若干高価なので「所有する満足感」があります。この上にテトラドリップコーヒーバネットを乗せるとSNS映えする写真が撮れます。

 

 

【悪い点】
真空二重構造なので火にかけて温める事ができません。また、保温性があるとはいえ飲み口が広いので20分くらいでぬるくなります。

 

 

 

 

 

使用動画:【山と珈琲】清流のみたらい渓谷でウクレレとアウトドアコーヒー

 


snow peak(スノーピーク) チタンシェラカップ E−104

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山登ラーなら持っておきたい、登山家御用達のシェラカップ。重さはわずか39.5g。手に持つとチタンの軽さに驚かされます。軽くて薄いのになかなか凹んだりしません。計量目盛りが便利で、スタッキング(重ねること)も出来ます。真空断熱の二重マグに比べて保温力は全然ありませんが、直火で暖め直しが出来ます。また、ちょっとしたフライパン代わりにも使えて便利。花見やバーベキューの時にも大活躍、自宅で普段使いしても楽しいです。私は嫁とお揃いで2つ買いました。


【悪い点】
直径120mmと口が広いのでコーヒーバネットcuteやドリップパックは直接乗せられません。箸などで橋を作って乗せる必要があります。直火で温めた時、火が強いとフチの所まで熱されて唇をヤケドします

 

 

 

 

 

 


STANLEY(スタンレー) 真空マグ 0.23L

 

アメリカのアウトドアブランド・スタンレーの真空二重構造マグ。飲み口と蓋がついているので密閉が可能。密閉状態なら20分経ってもアツアツをキープするので冬場の山コーヒーにおすすめです。取っ手が大きくて開け閉めがしやすく、密閉して持ち運べるのでコンビニで買ったコーヒーをこれに移し替えて、小型魔法瓶として活用できます。また、山コーヒー抽出後の濡れたコーヒーかすもこれに入れれば密閉できて処理が楽です。

 

 

【悪い点・不満点】
重さは241g。スノーピークのステンレス真空マグが101gなので倍以上重いです。ただ、保温性は確実に高いのでキャンプで使うなら私はこちらを選びます。

 

 

 

 

 


 

 【青山イチオシの山コーヒー向けコーヒープレス】

 

使用動画:【山と珈琲】交野山ハイキング・観音岩で山コーヒー

 


ESPRO(エスプロ)ウルトラライトコーヒープレス

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重さ・携帯性・保温性・密封性・ダブルメッシュフィルターの精度、すべてが優れたアウトドア向けコーヒープレスです。ステンレスの真空2層構造のため魔法瓶のような保温力があり、抽出で4分程待っている間も冷めず、抽出後のコーヒーもしばらく熱々のまま。蓋をきっちり締めれば逆さにしても漏れないので、中身を残したままザックに放り込めます。ペーパーフィルターを使わないのでコーヒーオイル成分も抽出可能。

 

このプレスと、後述のサーモスの山専用ボトルがあれば本格的な山コーヒーがお手軽に作れます。重さは実測で270g。街用・アウトドア用・登山用として使える便利なコーヒーグッズです。

 

【悪い点・不満点】
抽出後にすぐ飲もうとするとちょっと熱すぎるのでカップがあると便利です。(スノーピークのステンレス真空マグ300はこの器具の底部にぴったりスタッキング可能)

コーヒー抽出後、底に溜まったコーヒーかすの処理が面倒で2杯目がすぐに淹れられません。(お料理用のだしパックなどにコーヒー粉を入れれば処理は楽になります)

コーヒー粉を細かく挽きすぎるとフィルターが目詰まりを起こして隙間からコーヒーが噴き出すので中挽き〜中あら挽きで挽いてください

 

 

 

 


ESPRO(エスプロ) ステンレストラベルプレス

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ウルトラライトプレスよりお手頃価格のコーヒープレス。重さは358gでウルトラライトより88g重いです。重量差が気にならず、カラフルな色が好きな人はこちらがおすすめです。なお、エスプロはカナダのコーヒー・紅茶器具メーカーで、コーヒーの祭典SCAJ2017にこの商品を展示して話題を呼びました。人気コーヒー店・ブルーボトルコーヒーでも取り扱われているくらい信頼性の高いコーヒープレスです。

 

【悪い点・不満点】

蓋に滑り止めがないので手が滑って開けにくい事があります。また、蓋を開ける際に2段目のプランジャー部分ごと回転してしまい一番上の蓋部分だけを外せない事もあります。

 

 

 

 

 


 

 【西部開拓時代に思いを馳せる「パーコレーター」】

 

使用動画:【山と珈琲】日本百名山・八経ヶ岳で焙煎パーコレーターコーヒー

 


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス製パーコレーター3カップ

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登山マンガ「岳」の三歩が愛用するパーコレーター。循環抽出なので理論的に味の品質は高くはありません。そのかわり、西部開拓時代のワイルドな趣きが味わえるため雰囲気は最高。焚き火にかけて抽出したい、心の舌で味わうコーヒーアイテムです。ソロなら3杯用が量や大きさ的にちょうど良いです。使用するコーヒー粉は粗挽き(ザラメ砂糖くらい)が推奨され、濾し器で微粉を取り除いて弱火で煮出すと意外と美味しく抽出できます。練乳を合わせたらなかなかウマいコーヒーになりました。

 

 

【悪い点・不満点】

とにかく手間がかかります。抽出後、バスケット内部にコーヒー粉がへばりついているので掃除が超面倒、2杯目がすぐに淹れられません。片付けに関しても、本体をゴミ袋に入れただけだと確実に汁漏れするので、中のバスケットをナイロン袋などに入れて口をしばるなどの処理を推奨します。本体の取っ手部分が出っ張っているのでかさばり、ザック内での存在感があります。コーヒーが煮詰まりやすいため、繊細な美味しさを求める人には不向きです。

 

 

 

 

 


 

 【イタリアの家庭の味「マキネッタ」(直火式エスプレッソメーカー/モカポット)】

 

使用動画:【山と珈琲】金剛山・雪見登山で山マキネッタ 

 


BIALETTI(ビアレッティ) モカエクスプレス3CUP 直火式エスプレッソメーカー

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個人的に気に入っている抽出法です。イタリア生まれのマキネッタ(別名:直火式エスプレッソメーカー、モカポット)でコーヒーを淹れると、抽出時のポコポコという音が楽しく、味わい深さと香り高さにハマると思います。使用するコーヒー粉はモカポット専用のMOKA(モカ) がおすすめ。MOKAはコーヒー粉の粒度が目詰まりを起こしにくい大きさになっています。マキネッタは重くてかさばるので長時間歩く本格的な登山には向きませんが、「今日は山にコーヒーを飲みに行くのが目的」という軽登山の時には選択肢に入るアイテムです。カップ数は小さなデミタスカップでの容量なので、ソロ登山ならこの「3カップ用」、2〜3人なら「6カップ用 」が適量です。(1cupは30cc程度。通常のコーヒー1杯は150cc前後です) 抽出後に差し湯をして「カフェアメリカ―ノ(ルンゴ)」にすると、十分な量のコーヒーになります。

 

 

【悪い点・不満点】

重くてかさばり、抽出量も少なく、2杯目を作るには一度本体内部のバスケットを掃除しないといけません。また、抽出後すぐは本体が火で熱されているのでヤケドする可能性があり、撤収時は本体が冷めるまで待つ必要があります。とにかく手間がかかるコーヒーアイテムなので、「登山」がメインの人にはおすすめできません。面倒さを理解したうえで、「山のコーヒーブレイク」を楽しんでもらえたらなと思います。

 

 

 

 

 

使用動画:【山と珈琲】初心者山ガールとコーヒー登山でモカアルピナ 

 


BIALETTI(ビアレッティ)モカアルピナ

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アルプスの山岳兵をモチーフにした限定モデルのマキネッタ。イタリア陸軍の山岳戦を専門とするエリート部隊「アルピーニ」は、帽子に黒い羽がついているのがトレードマーク。このマキネッタにも黒い羽がついています。抽出方法は普通のマキネッタと同じです。山コーヒーで使うとおしゃれなデザインです。

 

【悪い点・不満点】

黒い羽部分が引っ掛かりやすく破損しやすいです。収納時に外すといいのですが、付け外しの際に紛失しそうで気を使います。

 

 

 

 

 


 

 【即席でお手軽な山コーヒーグッズ「コーヒーブリューワー」】

 

使用動画:【山と珈琲】グロワーズカップのコーヒーブリューワーで山コーヒー

 


GROEWRS CUP(グロワーズカップ) コーヒーブリューワー

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お湯を注ぐだけでスペシャルティなコーヒーが作れる、漬け込み式コーヒーバッグ。このグロワーズカップのコーヒーブリューワーと熱湯を入れた山専ボトルがあれば、火気厳禁の国定公園でも安全に山コーヒーが楽しめます。山コーヒー初心者向けのお手軽アイテムです。


【悪い点・不満点】
実店舗では登山店やアウトドアコーナーのある百貨店などでしか入手できません。指定時間通りに入れるとちょっと味が薄いのでプラス1〜2分がおすすめ。抽出を待つ間に冷めがちなのでウェアなどで巻いて保温して下さい。使い終わった後、ナイロンのゴミ袋に入れていてもバッグ内に残ったコーヒーが漏れてザック内が汚れた事がありました。ゴミ袋は2重にした方がいいです。また、全体的に酸味が強い傾向にあります。登山で疲れた体にはコク・苦味系が美味しく感じやすいので、裏面の風味表を見てコク・苦味が強い銘柄を買うのをおすすめします。

 

 

 

 

 


 

 【屋外でエスプレッソが味わえる「携帯エスプレッソメーカー」】

 

使用動画:【山と珈琲】伊吹山で高山植物と山コーヒー【ゲスト:かしもとゆか】 

 

アウトドア登山ハンドプレッソポンピング
小型エスプレッソマシン Handpresso(ハンドプレッソ)

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電気を使わずに野外でエスプレッソが味わえます。手動のポンピングでシュコシュコと空気圧を高めて、お湯を注いで、44mmのカフェポッドをセットしたら、圧力開放ボタンを押して一気に抽出。美味しいエスプレッソが簡単に作れるメイドインフランスの名品です。「ハンドプレッソ ハイブリッド」なら粉のエスプレッソも使えます。


【悪い点・不満点】
1回分の抽出量がデミタスカップ1杯分(30mlくらい)程度。ほんのちょっとしか淹れられないので大人数に振る舞うのには適していません。また、ポンピング作業はけっこう力が要るので女性はちょっと大変です。フランス製でオシャレですが値段がちょっと高く、重さも480gと案外重いです。コンビニやスーパーでは44mmのカフェポッド が売っていないので事前にネットなどで買う必要があります。本格的なエスプレッソマシンで淹れたものと比べるとクレマは少ないです。

 

 

 

 

 


 

 【熱湯を長時間キープする「登山用保温ボトル(魔法瓶)」】

 

使用動画:【山と珈琲】雲海の山コーヒーと城崎温泉【来日岳】 

 


サーモス 山専ボトル ステンレスボトル FFX-900

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エベレスト登山でも愛用されている、登山家御用達の超高性能魔法瓶。朝に自宅で入れた熱湯で、昼過ぎにカップラーメンも作れます。この山専用ボトルに熱湯を入れ、ESPROのコーヒープレスやグロワーズカップ、ハンドプレッソを組み合わせると簡単に手早く美味しいコーヒーが作れます。火を使わず安全なので、山コーヒーの最初の一歩におすすめのセットです。急須スキッター付きケトルほどのドリップ精度はありませんが、そこそこ正確にお湯を注ぐ事ができます。

 

冬の寒い時期は冷水を沸騰させるのに時間がかかるので、この熱湯キープ力はものすごく助かります。また、高い保冷力も兼ね備えているので朝に入れた冷たい麦茶は夕方の下山ごろまで冷たいまま。夏場の熱中症予防にもなります

 

 
【悪い点・不満点】
900mlは2人分のカップ麺とコーヒーが作れるのですが、若干大きくてかさばります。ソロなら500mlサイズで十分だと思います。900mlサイズと500mlサイズの重量差は110gです。

 

 

 

 

 


 

 【イタリアの歴史情緒を感じる「ナポリ式コーヒーメーカー」】

 

使用動画:【山と珈琲】霧の武奈ヶ岳でカフェ・ナポレターナ 

 


ILSA(イルサ) カフェ・ナポレターナ

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ナポリ生まれのレトロノスタルジックなコーヒー抽出器具。イタリアではマキネッタが流行する前はこのナポレターナが使われていました。水と粉をセットして、お湯が湧いたら上下をひっくり返して抽出。ペーパーフィルターを使わないので濃厚な味わいになります。渋いアイテムです。

 

 

【悪い点・不満点】

お湯を沸かす際、火力が強すぎるとハンドル部分のプラスチックが溶けます。ひっくり返す時にお湯が穴からあふれ出るのでヤケドに注意。若干かさばります。本体が熱される上、中のコーヒーかすを取り除くのに手間がかかるため連続抽出が難しいです。抽出量も1杯分。人と違ったものを使いたい、アンティークが好き、という人向けです。

 

 

 

 

 


 

 【生豆から焙煎するための「携帯コーヒー豆焙煎器」】

 

使用動画:【山と珈琲】北アルプス・立山登山で山コーヒー

 


発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手

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ぎんなん炒り網やフライパンに比べて焼きムラが少なく、技術がなくても安定して均一にコーヒー豆を煎る事ができます。手網だとコンロ周りにコーヒーのチャフ(皮)が飛び散って掃除が大変ですが、これは中に皮が溜まってくれるので掃除が楽です。重さは240g。一度に生豆50gくらいを焼けます。コーヒー豆を煎るところから楽しみたいというマニアックな山コーヒーフリークにおすすめの逸品です。

 

 

【悪い点・不満点】

ハンドル部分が取り外せないのでかさばります。山で煎る時はガス燃料を大量に使うので燃料切れに注意が必要。生豆はコーヒー焙煎専門店で売っている事もありますが、あまり取り扱っていないので入手が大変です。送料はかかりますがネットで買うのが早いです。(amazonの生豆リスト / 楽天市場の生豆リスト

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

私が実際に使った代表的な山コーヒーアイテムをご紹介させて頂きました。これらのアイテムを組み合わせれば、充実した山カフェタイムを楽しむ事ができます。最初から一式揃えるとお金がかかってしまうので、無理のない範囲で少しずつ揃えて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

個人的なおすすめセットとしてはミュニークのテトラドリップスノーピークのステンレス真空マグサーモスの山専ボトルの3点セットで、コーヒーは粉で買うのが「山珈琲」の導入に最適です。バーナーとミルを買わないことで予算が抑えられ、火を使わないので安全です。これで山コーヒーをしてからバーナーやケトル、ミルなどを買い足していくのが良いかと思います。

 

 

 

山コーヒーは、至福の一杯。

是非、お気に入りの場所で癒しのひとときをご堪能下さい。

 

 

 

【コーヒー登山動画「山と珈琲」youtubeチャンネル紹介動画】

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