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滋賀の雪処、朽木針畑での雪原ピクニック。スタンレーの真空コーヒーシステムで山コーヒーを楽しんできました。

 

 

 


【道具紹介】スタンレーのコーヒーシステムで雪見コーヒー

 

 

 

 

 


 

【スタンレーのコーヒーシステムの感想レビュー】

 


STANLEY(スタンレー)バキュームコーヒーシステム 1L
 

 

日本の登山界では主にサーモスの山専用ボトルモンベルのアルパインサーモボトルがよく使用されていますが、アメリカ生まれのスタンレーボトルも頑丈な魔法瓶としてアウトドアマンに人気です。創業100年の歴史があり、アウトドアフィールドはもちろん、宇宙探査機や深海調査の装備としても採用されました。

 

 

 

コーヒーシステムの良い点は、これ1本で「魔法瓶」「湯沸し鍋」「フレンチプレス抽出」「コップ2人分」「コーヒー豆ケース」の5役を務めているという点。ドリッパーやコーヒーケトル(やかん)が要らないのでかさばりにくいです。

 

 

 

 

 

 

そして何といっても1リットル分のコーヒーを一気に作れるのは大きな魅力です。アウトドアでのコーヒーで大人数に振る舞う時に、ハンドドリップで2~4杯を何回も作るのはけっこう手間です。浸漬式(漬け置き式)抽出で5分放置するだけで8杯分を作れます。下部容器も耐熱仕様で火にかけることが出来るので、バーナーがあれば抽出中もコーヒーの温度を下げません。

 

 

 

魔法瓶の保温能力も6時間後で85度以上で山専用ボトルなどと同じ高性能。抽出後のコーヒーを魔法瓶に戻せば、長時間あたたかいコーヒーが楽しめます。暖め直しをせずにあたたかいコーヒーをすぐに提供できるので冬場のキャンプでは重宝します。

 

 

 

 

 


 

【スタンレーコーヒーシステムの悪い点やデメリット】

 

 

 

 

1番のデメリットは重さです。本体が約1kg、お湯を入れて2kgになるので登山向きではありません。今回のようなピクニックやキャンプ、バーベキューや釣りなどで使いたいアイテムです。

 

 

 

また、サイズも高さ34cmで本体径が12cm。2リットルのペットボトルをちょっと低くしたような大きさです。携帯性が良いとは言いづらいサイズですが、このゴツさもアメリカンな感じで魅力的といえます。

 

 

 

 

 

 

 

スタンレーのコーヒーシステムで抽出する際に是非使って頂きたいのが、この「お料理パック(だしパック)」。これを使わなくても抽出できますが、中のプレンジャーにコーヒー粉のカスがびしゃびしゃにこびりついて取り除くのが面倒です。

 

 

 

パックを使えば微粉は少量になり、トイレットペーパーなどでサッとひと拭きでOK。掃除の手間がかなり楽になります。この日は2回抽出しましたが、このパックのおかげですぐに2回目に取り掛かれました。

 

 

 

コーヒーを注ぐ際も、パック無しだと微粉も混じってカップに注がれますが、パックありだと微粉の混入がかなり軽減され口当たりの良いコーヒーになります。一般的なペーパーフィルター抽出に慣れた人たちはフレンチプレス独特の微粉混入を嫌う傾向にあるので、パックを使えば万人受けするコーヒーになります。

 

 

 


トキワのお料理パック 20枚入

 

 

 

このお料理パックはスーパーなどでも安価で売っています。お茶パックだと袋の容量が小さくてミルから粉を移す際にこぼしやすいので、お料理パックをおすすめします。デメリットはコーヒーオイルをパックが吸着してしまう点。コーヒーの油分を楽しめるのがフレンチプレス抽出の魅力なのですが、アウトドアでは後片付けのスピーディーさも重要です。総合的に考えるとこれを使った方が良いと思います。

 

 

 


水筒洗いスポンジ 取替用スペア 2個付セット(全長40cm)

 

 

 

メンテナンスに関しては、口が細くて奥まで長いのでものすごく洗いにくいです。注ぎ口から底までの深さは25cm。魔法瓶にコーヒーを詰め戻した際は中をしっかり洗浄しないといけないのですが、普通のボトル洗浄スポンジだと底まで届きません。長めのものを購入した方がストレスなく洗えます。上記の商品はサーモスの山専用ボトルなどにも使いやすい、amazonレビュー高評価の水筒用スポンジです。

 

 

 

 

 


 

【スタンレー真空コーヒーシステムのまとめ】

 

 

 

 

欠点をまとめると、重い・でかい・コーヒーに微粉が混じる・抽出後の掃除が面倒・洗いにくいの5点です。工夫と道具しだいで「重い・でかい」の2点だけに減らすことができます。

 

 

 

そして良い点は、

 

・一式セットになっている

・漬け込み式で一度に8杯分作れる

・魔法瓶の保温能力は最高級クラス

・魔法瓶に詰め替えてコーヒーの温度をキープできるのでお代わりの提供が早い

・軍隊っぽい無骨なデザインがアメリカンな感じ

・アメリカ的な頑丈さ

 

の6点です。ドリップ式は見た目のパフォーマンスが面白いのですが、大人数に振る舞うとなるとけっこう時間が割かれてしまいます。1リットル分まとめて作れて保温も効く点が個人的な購買ポイントでした。ご参考にしていただければ幸いです。

 

 

 


STANLEY(スタンレー)バキュームコーヒーシステム 1L
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【動画に登場したその他のアイテム】

 

 


ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

 

コーヒー豆は挽いた瞬間に香りの大半を放出してしまいます。新鮮で濃厚なコーヒーの香りと山の緑の匂いが混じるのを楽しめば、アウトドアコーヒーの味わいは一段と深くなります。中のセラミック刃は日本製、とても挽きやすいです。動画ではポーレックスコーヒーミルのノーマルタイプを使いましたが、このミニは最初からゴムの滑り止めが付いています。一度に挽ける豆は20g。ノーマルタイプは30g挽けますが、ゴムの滑り止めが付いていないので最初はこの「ミニ」をおすすめします。

最軽量クラスでコンパクト、持っておきたいド定番のアウトドアミルです。現在は1000円台の安価なコピー商品が多数出回っていますが、中のパーツやハンドルが破損しやすいようなのでご注意下さい。

 

 

 

 

 


PRIMUS(プリムス) ウルトラバーナー P153

 

抽出時の加温に使ったアウトドアバーナーは、登山用コンパクトバーナーの超定番商品・プリムスP153ガスストーブ。小さくて軽いのに3600kcal/hというハイパワーを実現しています。アウトドアに求められるのは頑丈さですが、このバーナーは買って数年してもぜんっぜん故障しません。信頼度の高いモデルなので安心してご紹介しています。たくさんのメーカーが色んな登山用コンパクトガスストーブを販売していますが、イワタニプリムスのガスカートリッジは手頃な値段なのでランニングコストを考えるとプリムス社のバーナーがおすすめかなと思います。

 

 

 

 

 


EPI(イーピーアイ) ポットスタンド A-6602

 

アウトドアバーナーメーカー・EPIの調理用スタンド。しっかりとした土台なので鍋調理などをする時に使いやすいです。中型ガスカートリッジにバーナーを付けると高さが合います。動画では大型サイズのカートリッジを使ったので雪を掘って高さを調節しました。中央部の間隔は11.5cm空いているので底が小さいコッヘルなどを乗せる時は網などを敷かないといけません。そういった点を考えると、キャプテンスタッグのキャンピングセカンドグリルの方が使い勝手がいいかもです。 

 

 

 

 

 


スノーピーク(snow peak) チタンシェラカップ E-104

 

山屋御用達のシェラカップ。直火にかけられるのでコーヒーが冷めてもあたためることが出来ます(※ 飲み口が熱くなるので注意。温め用と飲む用の2個あると便利です) スタッキング(重ね収納)が出来、目盛りがついているのでちゃんと計量してコーヒーや料理を作る事が出来、取り皿としても使えます。チタン製で薄くて軽いくせに意外と丈夫。日常生活で使うと「山の雰囲気」が自宅にいながらにして味わえます。

 

 

 

 

 


 

【撮影場所・山帰来のホームページとアクセス】

 


引用:山帰来ホームページ

 

 

 


https://goo.gl/maps/1BVWawyjqfn

 

 

 

滋賀県高島市朽木の山帰来(さんきらい)から西に進んだところが撮影した場所です。この辺りは知る人ぞ知る豪雪地帯で、3月でも雪遊びが楽しめます。山帰来ではスノーシューのガイドツアーやレンタルも行っていて、無許可での入山が禁止されている芦生の森(あしうのもり)原生林の周回コースなども楽しむことが出来ます。

 

 

 

山帰来 スノーシューガイドツアー(PDF)
 

 

 

冬だけでなく、夏はバーベキューや流しそうめんも楽しめます。施設内には簡易宿泊スペース(シャワーブースあり)や喫茶軽食もあり、お土産コーナーもあります。お土産で買ったへしこ(サバを塩づけ&ヌカ漬けにした郷土料理)がものすごく旨かったです。500円のへしこ茶漬けは見逃せない逸品です。

 

 

 

■雲海と原生林の郷 源流の駅 「山帰来」

住所:〒550-1444 滋賀県高島市朽木中牧528(アクセス

電話番号 : 0740-38-5120 
メールアドレス:harihata.activation.union@za.ztv.ne.jp

喫茶・軽食の営業時間:午前9時~午後3時(土日祝祭のみ、食事は10時半から~L.O 14時半)
山帰来(さんきらい)ホームページ

 

 

青山
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