私が愛用している電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」が、9月から値上げすることになりました。
【Yahoo!ニュース】雑誌読み放題「楽天マガジン」が9月値上げ 月額527円に
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd35ef8b424b9479c4a276a42a379412f88916f4

物価高の余波などが電子書籍にもやってきました。ただ、私は引き続き契約するつもりです。
サービス内容や使ってみた感想、継続利用する理由やどういう人におすすめなのかをご紹介したいと思います。
目次
楽天マガジンの最初の料金設定と値上げ後の値段差
楽天マガジンが最初にサービスを開始した日は2016年8月9日。月額は380円(税抜)で、読める雑誌は200冊程度でした。
■楽天、定額制の電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」の提供を開始
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2016/0809_02.html
この頃はまだ消費税8%だったので、2016年は月額410円、2019年から月額418円、2024年に月額572円と価格が推移。
サービス開始時との価格差は162円。パーセンテージでは36.8%増となります。
なお、年額プランは3980円から5500円になって1520円の値上げ。ひと月あたり458円になります。

ちなみに楽天モバイル「Rakuten最強プラン」加入時は、年間2772円→4070円で1298円の値上げ、ひと月あたり339円です。
サービスを解約しない理由は「紙の本との圧倒的な金額差」
楽天マガジンで私がよく読んでいるのが、登山誌「山と渓谷」「PEAKS」「ランドネ」、アウトドア誌の「BE-PAL」、アウトドアファッション誌「GOOUT」。
これらを紙の本でぜんぶ買った場合の金額は、
山と渓谷 | 1320円 |
PEAKS | 1650円 |
ランドネ | 1650円 |
BE-PAL | 1350円 |
GOOUT | 850円 |
合計 | 6820円 |
6820円です。
この6820円分相当を458円ですべて読めます。(※年間プランの場合)
山と渓谷1冊(1320円)読むだけでも862円の節約になるので、150円くらいの値上がりは容認範囲内。まだまだ解約はしたくないサービスです。

登山用品の物価高に悩む人にとっては、この料金で有益な山情報を知れるのは非常に助かります。
楽天マガジンの使い勝手・デメリットについて
非常に安い値段で色んなアウトドア誌を読める楽天マガジン。
使い勝手の良さを箇条書きするとこんな感じです。
・wifiが繋がる環境で本をたくさんダウンロードしておけば、外出先の待ち時間で読める
・お気に入り登録での自動ダウンロードで読み逃さない
・気になるページをふせんでブックマークできる(スクショも可能)
・完読後に自動で既読マークがつく

楽天マガジンのおかげで交通機関や病院などでの待ち時間が苦じゃなくなりました。
残念な点や使い勝手などでいまいちだなと思った点は、この3点くらいです。
・電子書籍版は見れるページや内容が紙の本とは違うことがある
(タレントやアイドルの記事などは非掲載率高め)
・雑誌のおまけや付録はついていない
・スマホでダブルタップズームをしたときの拡大率が大きすぎる
(パソコン版は「マウスで範囲指定した部分を拡大」などをしたい)
・画面端タップでページめくりするときの画面スライドが目に疲れる
(パソコンモニターの大きな画面だと特に目が疲れる。スライドオフにしたい)

こまかい設定をカスタマイズできるともっと良くなると思います。
あと、大きなデメリットは
「電子書籍はなんか目が疲れる」
です。私は情報誌3冊分くらいで目の休憩が必要になってきます。
この点については個人差もあると思うので、年契約をする前に無料お試し体験を使って合う合わないを体感するのがいいかと思います。
年額プランは値上がり前の8月末までなら旧価格で年間契約可能
引用:楽天マガジン
楽天マガジンの値上がりは9月1日から。なので、8月31日までに契約すれば1500円安い旧価格で1年間利用することができます。
ただ、年額プランを途中解約しても残金分の返金できない規約になっています。
なので、無料体験期間を試して8月末の段階で「これは使える」と思ったら年契約をするという流れが賢明かなと思います。
まとめ
楽天マガジンの値上げ、現在は8000冊が読めるまでに取り扱い誌が増えているので妥当な値上げかなと思います。

登山誌含め月1万円相当の雑誌を読んでいるので、1ヶ月あたり458円はまだまだ安いです。
「山と渓谷」一誌だけでも元が取れる楽天マガジン。未体験の方、色んな登山本を読んでみたい方は是非お試し頂ければと思います。
■楽天マガジン
https://magazine.rakuten.co.jp/
山と溪谷 2024年8月号

本棚に登山本を並べると「山」感が出て気分がいいので、気に入った号は紙で買うのもおすすめです。