引用：ドラマ25「ひとりキャンプで食って寝る」イントロダクションより
テレビ東京系列で10月18日（金）から始まったキャンプドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」。主演は、缶詰料理に幸せを見出す男・大木健人を演じる三浦貴大さんと、獲って食べることに心を奪われる女・七子さん演じる夏帆さん。週替わりで登場し、それぞれのキャンプスタイルやキャンプ料理を楽しめるという作りになっています。漫画や小説の原作などは無く完全オリジナルです。
第1話を見て、テレ東らしい渋い作品だなと思いました。面白かったです。ドラマティックな展開や恋愛要素などは（今のところ）全然なく、「キャンプ場でのリアルさ」を表現しています。この展開でテレビの30分枠を使うなんて、キャンプと同じような「贅沢な時間の使い方」です。
作中で健人がどんなキャンプ道具を使っているのかが気になったので、わかる範囲で調べてみました。なお、見逃した方はParaviなどで動画を見る事ができます。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る
https://www.paravi.jp/title/46968
（Paraviは月額視聴料が必要）
目次
- 1 【第1話】「富士山でチーズドッグ」キャンプ道具特定
- 1.1 健人が被っていたデニムの帽子
- 1.2 健人が着ていたブラウンのジャケット
- 1.3 健人がキャンプ道具を運んでいたキャリーカート
- 1.4 健人が背負っていたリュック
- 1.5 健人が使っていた黄色の寝袋（シュラフ）
- 1.6 健人が使っていた折りたたみ式のクッションマット
- 1.7 健人が座っていたカモ柄の折り畳みイス
- 1.8 健人が使っていた折りたたみテーブル
- 1.9 健人が使っていた焚き火台
- 1.10 健人が使っていた焚火グローブ
- 1.11 伊刈守が使っていたダッチオーブン
- 1.12 伊刈守が使っていたタープ
- 1.13 伊刈が持ってきていたマンガ本
- 1.14 伊刈が燻製に使っていたチップ
- 1.15 伊刈守が健人に渡した火打石
- 1.16 健人が使っていたガスランタン
- 1.17 健人が履いていたテント泊用サンダル
- 1.18 健人がコーヒー豆を挽くのに使った携帯ミル
- 1.19 健人が使っていたコーヒードリッパー
- 2 「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
【第1話】「富士山でチーズドッグ」キャンプ道具特定
健人が被っていたデニムの帽子
引用：ドラマ25「ひとりキャンプで食って寝る」フォトギャラリーより
NEW ERA(ニューエラ)
ワークキャップ WM01 ブラックデニム
健人が被っていた帽子はニューエラのワークキャップでした。コットン100％なので火の粉が飛んでも穴が開きません。左のこめかみ部分にロゴが入りますが、このブラックデニム柄なら目立たないデザインになっています。
健人が着ていたブラウンのジャケット
TILAK（ティラック）
Odin Anorak Jacket
健人が着ていたジャケットはチェコのアウトドアブランド・ティラックのアノラックジャケット。綿100％なのに撥水・耐風・透湿性があるVentile(ベンタイル)素材を使用。綿100％なので焚き火耐性もあります。
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健人がキャンプ道具を運んでいたキャリーカート
ホールアース(Whole Earth)
フォールディングキャリーカート
車からキャンプ場まで荷物を運んでいたキャリーカートはホールアースのカート・WES17F00-0705のベージュカラー。耐荷重は80kg。砂利道などのキャンプ地でもスムーズに移動できます。
健人が背負っていたリュック
karrimor（カリマー）
cougar 55-75
健人が背負っていたリュックは、イギリスのアウトドアブランド・カリマーのザック「クーガー」の55-75サイズでカラーはネイビ―。登山ではテント泊縦走などにも使われる大型ザックです。ちょっと重いですが頑丈で耐久性があるのでキャンプでも手荒に使えます。ちなみにカリマーは「carry more（もっと運べる）」が語源となっています。
健人が使っていた黄色の寝袋（シュラフ）
ナンガ(NANGA)
UDD BAG
使っていたシュラフは日本の滋賀県にあるシュラフメーカー・ナンガのUDD BAG。作中の日付は4月23日だったので、季節的に3シーズン使える380DXだと思われます。超撥水加工羽毛を採用し、シュラフの弱点である水濡れを克服。770フィルパワーの高機能ダウンで暖かさもあり、重量も約680gでとても軽量。-２℃の環境まで快適に使えます。
健人が使っていた折りたたみ式のクッションマット
THERMAREST(サーマレスト)
Zライト ソル レギュラー
折りたたみ式のクッションマットはサーマレストのZライトでした。長いタイプのレギュラーを使っているようです。登山では軽量化のためショートがよく選ばれてますが、キャンプは快適性重視なのでレギュラーがおすすめです。
健人が座っていたカモ柄の折り畳みイス
Helinox（ヘリノックス）
チェアワン
コンパクトチェアは、ヘリノックス・チェアワンのリアルツリー柄。軽量かつ安定した座り心地で人気です。火の粉が飛ぶと穴が開くので、焚き火の近くで使う時はコットンの布などを掛けておいた方が安全です。
健人が使っていた折りたたみテーブル
Helinox（ヘリノックス）
テーブルワン ソリッドトップ ウォールナット
健人が使っていたテーブルはヘリノックスのテーブルワンでした。板はメラミン樹脂にウォールナット仕上げを施しています。折りたたむ事はできませんが、固いのでメンテナンスしやすくコーヒーも作ったりしやすいです。サイズは幅57cm×奥行き40cm×高さ38cm。
健人が使っていた焚き火台
スノーピーク(snow peak)
焚火台
健人が使っていた焚き火台は、定番のスノピの焚き火台でした。サイズはおそらくMサイズで、上に乗せている網は同社の焼アミ Proを使っています。頑丈で、燃焼しやすく、収納性とデザインに優れた逸品です。
健人が使っていた焚火グローブ
Grip Swany（グリップスワニー）
G-1 アウトドアモデル
健人が使っていたグローブは、キャンプグローブの定番・グリップスワニー製。甲の部分にロゴが無く、マジックテープ式でもなく、丈が普通だったのでG-1のアウトドアモデルだと思われます。ハイテク素材ケブラーを使用しているため耐熱性があり、熱いものを数秒間持つ事ができます。使い込むほどに手の形状に革が変化して色も味が出てくるので「育てる」楽しみがあります。
伊刈守が使っていたダッチオーブン
ソト(SOTO)
ステンレスダッチオーブン
健人に燻製料理をご馳走した男性・伊刈守が使っていたダッチオーブン。ステンレス製でシーズニング(油慣らし)不要。衝撃・サビにも強いです。蓋が十字ハンドルになっています。
伊刈守が使っていたタープ
tent-Mark DESIGNS（テンマクデザイン）
Takibi-Tarp Cotton Hexa
伊刈守が使っていたタープはテンマクデザインの焚き火タープのようです。火の粉に強いコットン製で、ある程度の防水性があります。遮光性もあるので真夏のキャンプ場でも快適に過ごせます。複数サイズありますが、おそらく伊刈が使っていたのはMサイズあたりかなと思います。
伊刈が持ってきていたマンガ本
ジャンプコミックス
こちら葛飾区亀有公園前派出所
伊刈が持ってきていた30冊以上の大量のマンガ本、ジャンプの「こち亀」です。全200巻はギネス世界記録にも認定されています。キャンプに来て、自然豊かな環境の中、こち亀をただひたすらに読みふける…最高に贅沢な時間です。伊刈は「わかっている」キャンパーなのだろうと思います。なお、伊刈が「46巻の両さんと部長のヨーロッパ旅行、面白れえぞ」と言ってましたが、46巻6話「パスポートあります！の巻」からの5話は連載450回を記念した「特別企画 両さんのヨーロッパシリーズ」となっています。
伊刈が燻製に使っていたチップ
ソト(SOTO) スモークチップス ブレンド500g
伊刈が燻製に使っていたチップはソトのブレンドでした。新鮮な国産原木のみが使われ、薬品も無添加。自然のままのクセのない香りが楽しめます。燻製初心者からベテランまで愛用しているチップで、万人受けする燻製が作れます。慣れてきたらこれに別のチップを足して自分流の燻製を作ったりするのが王道のようです。伊刈のテーブルには燻製チップが3袋あったので独自のブレンドをしているのだと思います。
伊刈守が健人に渡した火打石
伊刈守が健人に「ライターと火打石じゃ全然味が違うんだよ」と言って渡した火打石。江戸時代から四代にわたって火打石と火打鎌の製造を行っている吉井本家の火打石セットです。よく見かける洋式のファイヤースターターではなく和製ファイヤースターターを選んだところに制作陣のこだわりを感じます。
健人が使っていたガスランタン
coleman(コールマン)
2500 ノーススターLPガスランタン
320キャンドルパワーの大光量で、北極星のように闇夜を照らしてくれるガスランタン。メインランタンとして虫を引き寄せるのに使っている人が多いです。ガソリンランタンより燃焼時間が短くて寒さに弱かったりしますが、ガスカートリッジ式なので扱いやすくメンテナンスも楽。初心者におすすめのランタンといえます。
健人が履いていたテント泊用サンダル
Chaco(チャコ)
Z1 Classic Scope Black
健人が履いていたテント泊用サンダルはチャコのZ1クラシックでした。キャンプサンダルとして人気で、フィット感が良く長時間歩いても快適で、耐久性・グリップ性能にも優れています。値段は高いですが10年近く持つので長い目で見ればコスパの良いサンダルといえます。
健人がコーヒー豆を挽くのに使った携帯ミル
手挽きセラミックコーヒーミル
健人がコーヒー豆を挽くのに使っていた携帯ミル。粉受け部分に窓が付いていたので、ポーレックスセラミックコーヒーミルのコピー品かなと思います。お手頃価格のミルはポーレックスの半額以下で買えますが、そのぶんパーツの精度・耐久性がいまいちなものが多いです。購入時はレビューをよく読んでご注文下さい。個人的にはコーヒー専門メーカーのハリオのコーヒーミル・スマートG、カリタのコーヒーミル・セラミックスリムあたりが価格的にもおすすめではあります。
健人が使っていたコーヒードリッパー
健人が使っていた針金で出来たコーヒードリッパー。足の土台が十字だったので、定番のユニフレームのコーヒーバネットではなく廉価版のドリッパーです。薄くコンパクトに収納でき、針金で出来ているので軽量。安定性と保温性には欠けますが、お手軽に野外でドリップコーヒーが楽しめます。なお、ペーパーフィルターはスーパーなどで売っている台形ではなくハリオのV60などの円すい形のフィルターが適合します。
「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
「ひとりキャンプで食って寝る」はParaviなどで動画を見る事ができます。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る
https://www.paravi.jp/title/46968
（※月額視聴料が必要）
■テレビ東京「ひとりキャンプで食って寝る」公式ページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/hitoricamp/
第2話のキャンプ道具特定
