海外での熱狂をそのままに、日本でも一大旋風を巻き起こしているポケモンGO。日本全国にポケストップが設置されていますが、山の上にもジムやポケストップがいくつかあります。その中には、ちゃんとした登山装備や登山経験がないと到達できない場所が何か所かあります。ツイッターやweb上でのリポートを元に、山頂のジム・ポケストップをまとめてみました。
（最終更新日：2016年9月15日 第19稿）
【現在確認されている山の頂上にあるジム】
エリア別・標高順にリストアップしています。
日本百名山に選定されている山には▲を付けています。
【北海道】▲羊諦山（1898m）、函館山（334m）
【関東・信越】▲富士山（3776m）、▲北岳（3193m）、▲間ノ岳（3185m）、▲槍ヶ岳（3180m）、▲剱岳（2999m）、▲甲斐駒ヶ岳（2967m）、▲赤岳（2899m）、▲笠ヶ岳（2898m）、▲乗鞍岳（2702m）、▲蓼科山（2531m）、▲男体山（2486m）、乾徳山（2031m ）NEW!、▲月山（1984m）、▲谷川岳（1977m）NEW!、那須岳（1917m）、▲赤城山（黒檜山・1828m）、八海山／地蔵岳（1778m）、富士見台高原／山伏岳（1739m）、榛名山・三ツ峰山（1449m）、丹沢大山（1252m）、池田山（924m）、筑波山（877m） 、堂平山（875m）、陣馬山（854m）、高尾山（599m、東京）、天覧山（195m、埼玉）
【東海・北陸・近畿】▲山上ヶ岳（1719m）、▲伊吹山（1377m）、三峰山（1235m）、御在所岳（1212m）、金剛山（1125m）、打見山（1103m）、六甲山（931m）、摩耶山（702m）、弥彦山（634m）、鉢伏山（246m）、稲荷山／伏見稲荷神社（233m）
（※ twitter検索、google検索調べ）
【登山スキルが必要な山の上のジム３選】
標高3776m
標高3776m、日本一の高さを誇る富士山の頂上にもジムがあります。ポケモンのゲームでは「シロガネ山」が富士山をモチーフにしているとか。登山中のポケストップは北東側の吉田口の登山道に集中しており富士宮・須走・御殿場ルートは5合目にちょっとあるくらいです。
富士山は7月と8月以外は難易度が激ムズになりますので基本的に夏の間しか登れません。また、弾丸登山の強行スケジュールで行くとかなりの確率で高山病になり途中撤退となりますので、1泊2日などの行程で臨んだ方が良いと思います。富士山のオフィシャルサイトで注意喚起もされていますのでご注意下さい。
北アルプスの人気の山、槍ヶ岳にもポケストップとジムがあります。標高3180m。ふもとの上高地（かみこうち）バスターミナルから山頂までの歩行時間は約10時間。また、槍ヶ岳山荘から山頂まで行くには断崖のような場所の鉄ハシゴ地帯を登らないといけません。富士山登山とは比べ物にならないくらいの登山スキルが必要のため、登山経験のない一般人の方はここは見送った方が賢明です。
ポケモンのゲームに「やりのはしら（槍の柱）」という地名がありますが、伝説のポケモンやレアな限定ポケモンが配置されているという情報は出ていません。この槍ヶ岳山頂のジムをどうしても落としたいという方は、登山装備を充実させて低山歩きで経験値を積んでから挑戦するのをおすすめします。登山ガイドがいるツアー登山に参加するのも良いと思います。
【剱岳】
北アルプス／標高：2999m
場所：https://goo.gl/maps/NAPpxttdzZ92
引用：http://masaoh13.cocolog-nifty.com/
剱岳山頂にもジムがあります。個人的には日本で一番到達するのが大変なジムだと思います。断崖絶壁のカニのタテバイ・カニのヨコバイゾーンを通過しなければ山頂に行けず、北アルプスの一般道では難易度最上級ランクに位置しています。絶対に初心者の人は足を運ばないようご注意下さい。岩場の様子はこちらのyoutube動画がわかりやすいかと思います。
【登山装備を整えて、安全登山でお楽しみ下さい】
多くの登山客が登っている有名な富士山でも、高山病で山頂まで登れなかったり、山頂の冬のような寒さでの凍死、下山時の遭難事故などが発生しています。山頂ジムへ戦いに行こうと思っている方は、登山装備を十分に整え、低い山で登山経験を積んでから臨んで頂ければと思います。
なお、もし山で遭難・怪我をして助けを呼んだ場合、救助費用が100万円～300万円くらいかかってしまいます。街と違ってすぐに救急車はかけつけてくれません。携帯の電波自体もつながりにくいです。事前に登山系ウェブサイトや登山本などを読んでしっかり登山計画を立てて、登山事故をおこさないようご注意下さい。
油断せず、過信せず、安全にちゃんと配慮すれば、登山はとても有意義で楽しいスポーツです。ポケモンGOがきっかけで、自然の中を歩く楽しさが子供たちに広まっていく。親子や友人と登山に親しむ。すごく素敵だなと思います。
どのような思いでポケモンGOが開発されたかは、こちらの記事に書かれています。是非ご一読頂ければと思います。
■ポケモンGO開発に携わったMasashi Kawashimaさんの記事
https://plus.google.com/+MasashiKawashima/posts/fvXUJ9fWaeG
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Anker Astro E1 5200mAh 超コンパクト モバイルバッテリー 急速充電可能
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予備のモバイルバッテリーがあると、もしもの災害時にも通信機器を数日使えて安心です。震災はいつ来るかわかりません。是非この機会に1つは持っておく事をおすすめします。
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