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富士登山は思いのほかお金がかかります。ツアー代や交通費で2万円以上、宿泊代にしっかりした登山装備も揃えたいとなれば総額8~10万円近くかかります。

 

登山用品店が推奨する道具をすべて揃えれば安全といえば安全ですが、はたしてそこまでの高性能な装備は必要なんでしょうか?

 

今回はその富士山用装備の中でも、登山を代表するアイテム「登山靴」について私個人が思うことを述べたいと思います。

 

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初心者向け登山靴の定番「キャラバンC1-02」について

 

CARAVAN(キャラバン)
トレッキングシューズ C1-02S

 

こちらはキャラバンの登山靴C1。登山店が初心者に薦めがちな定番の登山靴です。

 

足首まで保護してくれ、日本のメーカーが作っているので日本人の足に合いやすく、お値段も15000円前後で登山靴の中ではリーズナブルな部類に入ります。

 

富士山に登ったあともある程度本格的な登山を続けるなら確かにこのミドルカットがお勧めではありますが、「とりあえず富士山だけは登っておきたい」くらいの人には私はおすすめしません

 

 

ヤマノモリ登り始め

 

「山と珈琲」の動画でご協力いただいたCさんもこのキャラバンのC1を買ったのですが、山で数回履いただけで彼女は仕事都合・家庭の都合で山に行けない状況になりました

 

靴選びの際、私は彼女に「今後を考えて、キャンプとかでも使えるメレルのローカットあたりを買った方がいいよ」とアドバイスしていました。ただ、某登山店スタッフの「登山をやるなら絶対こっちの方がいいです」というアドバイスでミドルカットのキャラバンの登山靴を買うことに。

 

そしてその後、私の予想通りに登山靴は数回の使用で靴箱に眠ることになってしまいました。

 

青山
メレルのローカットとかなら普段履きやキャンプ・バーベキューなどでも使えたのですが…。

 

 

MERRELL(メレル)
Chameleon シリーズ

 

個人的には、登山を今後も続ける具体的な予定が立っていない状況で富士山や低山メインなら、最初の靴はローカットのトレッキングシューズで様子を見たほうがいいと思っています。

 

 

ローカットの靴のメリットとデメリットは?

 

 

 

普段使いができて汎用性のあるローカットの靴には、もちろんデメリットがあります。だいたい以下のような内容です。

 

・捻挫(ねんざ)しやすいといえばしやすい  

・雨天時に靴の中が濡れやすい  

・重い荷物を背負うとソールがすぐにすり減り、ぐらつきやすくて疲れる  

・富士山の大砂走りで靴の中に砂が入りやすい  

・浅瀬を渡るときに靴の中に水が入りやすい  

・アイゼン(雪道用スノースパイク)が取り付けられない

 

特に「足首が固定されないので捻挫しやすい」とはよく言われています。ですが、ミドルカットでも捻挫するときは捻挫します

 

 

引用:【楽天市場】ザンバラン フジヤマ NW GT

青山
本当に捻挫しにくい靴なんてハイカットのゴツい重登山靴くらいではないでしょうか。

 

 

ちなみにローカットのメリットの方は、

 

・靴底のソールがやわらかめなのでスニーカーのような感覚でストレスなく歩ける

・軽い(メレルカメレオンはキャラバンC1より片足約200g軽い)ので脚の筋肉が疲れにくい

・靴ずれや豆ができにくい

・軽い荷物(10kg以下)を背負うハイキングなら十分の性能

・ゴアテックスなどの防水素材なら日常生活で雨の日に活躍する

・オシャレなデザインならキャンプやバーベキューなどでも使える

・車を運転して山に行くとき、運転用の靴に履き替える必要がない

 

などです。

 

青山
私の妻は現在登山を休んでいますがほぼ毎日ローカットのトレッキングシューズを履いています

 

そもそも昔は登山靴なんて無かった

 

 

 

富士登山の歴史は、今から200~300年くらい前の江戸時代に「富士講(ふじこう)」で参拝登山をしていたのがルーツとされています。

 

当時の人たちは藁草履(わらぞうり)足袋(たび)を履いていました。足首までがっちり固定できる訳もなく、防水性すらありません。

 

昔の人はそんな靴で登っていたので、それに比べたらスニーカーで十分といえます

 

青山
実際にコンバースのスニーカーで富士登山をしている人も見掛けました。

 

ただ、スニーカーだと悪天候時に怪我をする可能性があります

 

雨で靴の中がぐちょぐちょになった状態で山頂の真冬のような気温にさらされれば体調を崩す可能性が高まります。また、クッション性に乏しいので膝が疲れやすく、ソールのグリップが効きにくいため滑ってケガをしやすいです。

 

登山中ずっと好天に恵まれればいいのですが、もしもの時のリスクが高いのでスニーカーはおすすめできません

 

 

トレイルランニングレースはほとんどがローカット

 

【youtube】富士登山競走スタートムービー 富士吉田市公式

 

 

salomon(サロモン)
XA PRO Gore-TEX

 

 

あと、これはあまり参考にならないかもしれませんが、富士山を走って登るトレイルランニングレースではみんなローカットの靴を履いています

 

日ごろから脚を鍛えていて運動神経がある人たちだから大丈夫だと言えるのですが「富士山くらい整備された山ならローカットの靴で登っても大丈夫だ」というひとつの目安になると思います。

 

 

私が友人に薦めるならローカットの「防水」トレッキングシューズ

 

 

 

もし私の友人が富士山に行くとして私が靴選びでアドバイスするなら、防水性能がありソールがちょっと固いローカットのトレッキングシューズをおすすめします。

 

悪天候時を考慮して、防水性能は必須。ソールはスニーカーより固く悪路でグリップが効きやすいビブラムソール系のものを選びます。

 

これなら、富士登山以外にも低山ハイキングで使え、日常生活(ウォーキング、キャンプ)で長い間使えます。

 

登山回数をこなして山にハマったなら、そのときに本格的な登山靴を買えばいいと思います。

 

 

防水のローカットトレッキングシューズ、いくつかお勧めをご紹介します。

 

青山
無料試着返品ができるよう、できるだけamazonのプライム返品無料対応のものをチョイスしています。これらはamazonプライム会員限定のサービスです。

 

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富士登山にも使える防水のローカットシューズ

MERRELL(メレル)の防水ローカットシューズ

 

MERRELL(メレル)
Chameleon 8 Storm

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青山
街用でも使えるデザインで人気のメレルカメレオン。メンズなら地味なブラックを買うと日常生活でも使いやすいです。ゴアテックスで防水性あり。色の種類が豊富なのも魅力のひとつ。ちなみに表地はごしごし洗うと毛羽立ってくるので優しく汚れを落とした方がいいです。足幅2Eなので幅広の人はきついかも。必ず試着してください。

 

 

MERRELL(メレル)
Moab Speed Gore-Tex メンズ

 

MERRELL(メレル)
Moab Storm Gore-Tex レディース

青山
メレルの人気モデル・MOABを軽量化してスタイリッシュに進化させたモデル。走行時の地面からの突き上げから足を守る「ロックプレート」などで歩行時の疲労を軽減してくれます。

 

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) の防水ローカットシューズ

 

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ベクティブ ファストパック フューチャーライト メンズ

 

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト メンズ

 

 

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト レディース

青山
人気のアウトドアブランド・ノースフェイスの防水ローカットシューズ。最新の防水透湿素材「FUTURELIGHT」を採用、濡れと蒸れに強い靴です。

 

MAMMUT(マムート)の防水ローカットシューズ

 

MAMMUT(マムート)
Saentis Low GTX Men メンズ

 

MAMMUT(マムート)
Sertig II Low GTX レディース

 

 

KEEN(キーン) の防水ローカットシューズ

 

KEEN(キーン)
JASPER II ウォータープルーフ メンズ

 

KEEN(キーン)
RIDGE FLEX WP
 メンズ

 

KEEN(キーン)
TARGHEE III WP
 レディース

 

KEEN(キーン)
TERRADORA II WP レディース

 

MIZUNO(ミズノ) の防水ローカットシューズ

 

MIZUNO(ミズノ) 
ウエーブエボーク GTX メンズ/レディース

 

まとめ:私は最初の1足で失敗しました

 

 

 

ミドルカット以上の登山靴なら一歩一歩踏みしめて歩くことにもなるので捻挫の危険性は減り、安全性が高まります。お客さんの安全を第一に考えている登山店スタッフは、見た感じ登山初心者の人にはミッドカットを推奨すると思います。 

 

ただ、私自身、店員さんの薦めで最初の一足で重い登山靴を買って失敗した経験があります。アルプスの登山もやってみたいということで、片足1kgくらいの頑丈な重登山靴(3万円相当)を薦められました。低山歩きで履いたら足が重くて仲間のペースに付いていけず、すぐにメレルのローカットシューズを購入しました。

 

富士山の登山道は整備されているうえに多くの登山客が踏み固めているので歩きやすいです。岩がごつごつして捻挫の危険があるのは9合目くらいなので、運動がある程度できて太りすぎていない人ならローカットシューズで十分だと考えています。

 

 

 

「登山をしたことないけど富士山だけは登ってみたい」という人のほとんどが、富士山とちょっとした山歩きくらいで登山を辞めてしまっているようです。

 

登山を続けている人は「適正」があり「環境」も整っています。「登る」という地味で苦しい行為に面白みを見いだせる気質なのか、休みの日に登りに行ける時間が確保できるのか、一緒に登山を楽しむ山仲間がいるのか、一人でも楽しめるのか、転勤・結婚・出産で山に行けなくなる可能性はあるのか――。

 

ローカットの登山靴で何度か山に登って登山との相性を確認して「もっとたくさん山に登りたい!」と思ったその時に、しっかりした登山靴・登山装備を買っても遅くはないと思います。

 

青山
富士登山にローカットのトレッキングシューズ。ひとつのご参考にして頂ければ幸いです。

 

追記:富士山登頂成功率を高める登山グッズについて

捻挫対策にはトレッキングポールが有効

 

 

ローカットのトレッキングシューズで富士登山をするなら、捻挫や筋疲労対策でトレッキングポールを買っておくと安心です。

 

登山業界は10000円くらいのトレッキングポール2本セットを薦めてきたりしますが、富士山レベルならキャプテンスタッグの2000円片手ポールあたりで十分です。

 

 

【amazon】キャプテンスタッグ FEELBOSCO トレッキングステッキ

青山
実際に私の妻はこのキャプテンスタッグのT字ポールで富士山に登頂しました。

 

天気の急変に備え、性能がそこそこ良いレインウェアを選択

 

 

 

あと、富士登山の登頂成功率を高めたいのでしたらレインウェアはそこそこ良いやつを買って下さい

 

おすすめは富士登山で愛用者の多いミズノのストームセイバー。登山専用のレインウェアは3万円くらいしますが、ミズノのレインウェアは1万円台で買えて性能もそこそこしっかりしています。

 

青山
実際に私も使って試していますが、安い割にしっかりしています。

 

富士山の山頂近くは気候にもよりますが7月8月でも秋冬並みの寒さになる時があり、もしそんな気温のときに雨に降られたら体調不良や低体温症を引き起こしてしまいます。

 

安物の雨合羽では服の中の蒸れを放出できずに服が汗でビタビタになって体を冷やしてしまうため、透湿性の高い登山用のレインウェアは必須です。

 

富士登山以外でも、雨の日の自転車移動・荒天時の庭仕事などの日常使いで大活躍しますので、ローカットの靴と合わせて購入を検討して頂ければと思います。

 

 

MIZUNO(ミズノ)
ベルグテックEXストームセイバ-VIレインスーツ

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青山
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青山
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